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SM小説 被虐願望

人格を無視した性欲処理の道具として、 奴隷として、めちゃくちゃに犯されたい… 。

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SM小説-陵辱-第7話

<陵辱 第7話>

「ところで…。先日の早朝、デイ・バレーが、落ちたらしぜ。
せっかくオーク兵団を応援に送ったのに、無駄だったようだな。」

「そう…。第7軍に貸しを作る事は、出来なかったようね…。」

にやついたシュバルツの声に、レミーは興味なさそうに答えた。
そして手に持っていたグラスをゆっくりと傾けると、
3分の1程残ったワインの残りを一気に飲み干した。

事実、レミーにとって第7軍によるデイ・バレーの早期攻略は、予想の範疇だった。
いかに400年間に渡って大国の侵攻を防いできたデイ・バレーといえども、
8000の兵士を率いるローエンシュタイン大将の第7軍に抵抗する事は、困難に思えた。
また、今回は攻略にあたって新兵器が投入されるとも聞いていた。
北部で帝国第3軍が共和国第9師団を抑えてしまえば、救援の望みのないデイ・バレーに
勝つ見込みは無かった。

素っ気無いレミーの様子に、シュバルツは不満顔である。
レミーのグラスにワインを注ぎながら、なおもシュバルツは続けた。

「ふん、ここまでは予想通りってところか?
だがな、問題はこれからだ。」

シュバルツの思わせぶりな言い方に、レミーは訝しげな視線を向ける。

ワインボトルをドンと音を立ててテーブルに置くと、シュバルツは身を乗り出した。
そして、声を潜めて話し始めた。

「お前も、噂くらいは聞いた事はあるだろう?伝説の剣"デーモン・ソード"について。
その"デーモン・ソード"が、なんとデイ・バレーにあるらしいぜ。」

「……。」

マジックの種明かしをする時の子供のようなシュバルツをよそに、レミーは無言だった。
興奮したシュバルツの顔をじっと見つめると、ふぅと小さくため息をつき、
右手でくるくるとワイングラスを回しながら窓の外に視線を移した。
明らかに呆れた様子のレミーに対して、シュバルツは慌てながらも続けた。

「いや、待て。これはマジだ。俺の情報を信じろ。」

レミーは真剣な表情のシュバルツの顔を細くした目でじっと見つめると、
再び小さくため息をついてグラスを口に運んだ。
まるで信じていない様子である。

だが、それも無理は無かった。
作戦参謀であるレミーにとっては、そのような伝説の剣などという存在自体疑わしい物の相手を
する気は、最初から無かった。あくまで現実の状況を直視し、与えられた兵力、時間、現実の
状況を踏まえた上で作戦を練るのが作戦参謀であったし、事実レミーもそうしてきた。
いきなり伝説上の武器の話をされても、常に論理的な判断が求められる作戦参謀にしてみれば、
それはおとぎ話に過ぎなかった。

しかしながら、伝説の武器についての噂は、巷に溢れていた。
あらゆる攻撃を弾き返し、なおかつ羽毛のように軽い鎧。
又は1km先の敵を外す事の無い弓など、信じがたいのもがほとんどだった。

特に、剣に関する伝説は多かった。
光の速さで振ることの出来る光速の剣、遠くに離れた敵を風圧で切ることのできる剣などだった。
更に酷いのになると、炎の魔人を呼び出す事の出来る炎の剣や、稲妻を呼び起こす稲妻の剣
などというものまであった。

そして、その中でも特に異色なのが、"デーモン・ソード"である。
誰も見たことが無いという点では他の伝説の剣と一致しているが、
特筆すべきは、その伝えられている効力だった。

デーモン・ソードが司るのは、"圧倒的な死"である。

しかも、死因は剣による外傷では無い。
見た目は無傷のまま、呪いにより死ぬというのだ。
その剣が効力を発した時、誰も抗う事のできない圧倒的な死が、周囲に与えられる。
動物だけでなく、周囲の植物も枯れ、辺りは死に覆われるという。
そしてその呪いが及ぶ範囲については、一国を覆い尽くす程だと言われている。

そしてデーモン・ソードがその力を一度解き放ったなら、その呪いは半永久的に
持続し続け、周囲を死の土地に変えると言われていた。
正に、悪魔の剣だった。

呆れた様子のレミーは、今度は暖炉でパチパチと音を立てながら燃える薪に視線を移した。
そして、真剣なシュバルツの様子を面白がるように笑みを浮かべながら、話し始めた。

「そんな伝説の剣がデイ・バレーにあるなら、第7軍は全滅ね。
まあ、デイ・バレー自体も崩壊するでしょうけど…。
というか、その剣の呪いで近づいた人間が死んでしまうというなら、
それを確かめる方法もないわね。」

面白そうに笑みを浮かべるレミーに対して、シュバルツは真剣そのものである。

「ああ、確かにそうだが…。今のところ、第7軍に異変は起きていないらしい。
そもそも、今回のデイ・バレー攻略には、2つの目的が課せられていたんだ。
一つは共和国侵攻において、後背の脅威を取り除く意味でのデイ・バレー占領だが、
もう一つが、デーモン・ソードの確保らしい。」

あくまで真剣なシュバルツを面白がりながら、レミーが続けた。

「ちょっと!そんな恐ろしい剣を帝都に持ち帰るのは止めて欲しいわね。
帝都を死の街に変えるつもり?」

「その通りだ。そうならないように、今回の作戦でデーモン・ソードを確保する必要がある。
デーモン・ソードが実在するなら、いくら俺達が大軍でもって共和国を攻略しても、
たった一本の剣で、一発逆転って訳だ。」

笑いながら応えるレミーに対して、あくまでも真剣な表情でシュバルツは答えた。
だが、依然としてレミーは信じていないようだった。

「そもそも…そんな究極兵器があるのなら、何故デイ・バレーはあっさり占領された訳?
デーモン・ソードの存在を自分達から明らかにして、侵攻を阻止する事はできなかったのかしら?」

「デーモン・ソードは、まさに両刃の剣だ。
存在を明らかにしてしまえば、一層の事デーモン・ソードを手に入れようとする列強の侵攻を招く事になる。
そして列強の侵攻を阻止する為に、いずれデーモン・ソードの悪魔の力を開放することになるだろう。
もちろん、デーモン・ソードを使うって事は自分達の自滅を意味する。」

「なるほどねー、そんなこわ~い剣が、デイ・バレーにあるわけね。
その呪いが、ここトランまで届かなきゃいいけど…。」

それを聞いてはっと驚いたような表情になったシュバルツを見て、
レミーはクスクスと笑いをこらえた。
そして、ついに笑いを抑えられなくなったのか、レミーは声を上げて笑い始めた。

そんなレミーの様子を見ていて、デーモン・ソードの情報に興奮していたシュバルツも、
少し冷静さを取り戻しつつあった。
いずれにしても、デーモン・ソードの存在の有無に関わらず、対処するのは第7軍であり、
切れ者と噂されるローエンシュタイン大将である。

もし、本当に存在したなら、それはどのような剣なのだろうか?
そんな恐ろしい剣は、どのように保管されているのか?その保管されている蓋を開けた瞬間に、
デーモン・ソードの呪いは発動するのか?それとも、剣は岩にでも突き刺さっていて、
その剣を抜いた瞬間に呪われるのか?特別な呪文でも唱えるのか?
そこまで想像して、シュバルツは何だが少し可笑しくなってきた。

目の前で笑い転げるレミーを見ながら、シュバルツは地面に突き刺さっている剣を想像していた。
その剣は、地面に少し斜めになって刺さっているような気がした…。



早朝に勝敗の決したデイ・バレーは、夜を迎えようとしていた。
明かりの灯されたデイ・バレーの家々からは、帝国軍兵士達の怒声、嘲笑、
そして女たちの悲鳴と喘ぎ声が漏れ続けていた。
それは、デイ・バレーの国民にとっては地獄のような"宴"が、まだ続いている事を意味していた。

全裸に剥かれた女が、本来なら亭主と愛し合うベッドの上で大の字にされて犯されていた。
オレンジ色のランプの明かりに照らされた白い裸体が、屈強な兵士に組み敷かれている。
ベッドで犯されている女の亭主は帝国軍兵士に既に殺されたのだろうか、家屋の中に姿は無い。
ただ、ベッドの側で帝国軍兵士に後ろから羽交い絞めにされる格好で泣きじゃくる少女がいた。

ベッドの上で足を大きく開かされて、ただひたすら男の陵辱を受け続ける女。
男が腰を突き上げる度に、女の白く柔らかな乳房がぶるぶると震えた。
帝国軍兵士は歯を食いしばりながら激しく腰を打ち付けると、最後に体重を乗せて女の最深部まで
肉棒をねじ込む。そして、腰をびくびくと痙攣させながら、たっぷりと欲望を吐き出した。
まだ硬さを保った肉棒を引き抜くと同時に、割れ目からどっと白濁液が漏れる。

「ふ~、娘の目の前で母親を犯すのは、興奮するぜ。ほら、娘の命を助けて欲しかったら、
おまえのマン汁でどろどろに汚れたチンポ、しっかりと口で掃除しろっ!」

娘を人質に取られていては、言う事を聞くしか無い。
命令されたガブリエラは、ついさっきまで自分を犯していた精液と愛液でどろどろになった肉棒に
舌を這わせる。射精したばかりの精液が残る先端を口に含むと、ジュルジュルと音を鳴らしながら
吸い込んだ。そして、粘ついた白濁液が残る竿に舌を這わせて、舐め取っていく。
そして舐めとった液体は、目をぎゅっと瞑りながらごくっと飲み込んだ。

既に、朝から30回ほど繰り返された行為だった。
最初のうちは激しく抵抗していたガブリエラも、10回目を過ぎるころからは抵抗しないようになり、
隠れていた娘を見つけられてからは、自分から舌を使うようになっていた。

ベッドのすぐ側には、首筋にナイフを当てられた愛する娘がいた。
体つきにまだ幼さの残る娘は、目の前で行われている母親の惨状にずっと泣き通しである。

「うぅ…ママ、ママっ…!」

娘は、母親が敵兵士の性器を口に咥えている姿を見て怯え、涙した。

「ほら、次は四つん這いになって、尻を突き出せ!」

ガブリエラは言われた通りに四つん這いになり、背中を反らせて尻を突き出した。
次の男は突き出された白い尻をぎゅっと鷲掴みにすると、固くなった肉棒を突き入れる。
そして、娘の前で母親を容赦なく犯し始めた。

「ママ!ママぁっ!やめて、これ以上、ママに酷いことしないでぇっ!」

娘の声に、ガブリエラは細い指に力を入れ、白いシーツをぎゅっと掴んだ。
悔しさと悲しさで、唇がぶるぶると震える。

娘の目の前で犯され、ただひたすら耐える母親。
目の前で母親を犯され、ただひたすら泣きじゃくる娘。

戦時とは言え、あまりにも無残な光景だった。
兵士達にも国へ帰れば妻や子、家族があるはずだが、戦争という非常事態が男達の
感覚を麻痺させてしまう。それどころか、それはむしろ興奮の材料にさえなった。
幼い娘の前で若い母親を犯す事に、兵士達は酷く興奮していた。

「何だ?じゃあ、お前がママの代わりに俺達の相手をするってのか?
じゃあ、まずはお嬢ちゃんの名前から教えてもらおうか。」

「エミリー…。」

娘は、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらも、小さな声で答えた。
小さくて細い体全体に、ぐっと力を入れながら。

「いやっ!いやぁっ!!娘は、娘だけは許してくださいっ!!
私なら、何でも言うことききますからぁっ!」

四つん這いの格好で後ろから激しく犯されながら、ガブリエラは懇願した。
白い尻を打つパンパンという音と、ガブリエラの悲痛な声がクロスする。

「まだ、娘は12歳になったばかりなの、やめて、子供だけは許してっ!」

夫を奪われ、娘の目の前で自分の操を奪われ、更に娘までもが奪われようとしている…!
目からぼろぼろとこぼれ落ちたガブリエラの涙が、シーツに染みをいくつも作った。

「娘思いなママだねぇ…。まあ、その方が楽しみがいもあるけどな…。
おい、そろそろあれ使ってやれよ。」

下品な笑みを浮かべながら男が鞄から取り出したのは、小さな瓶だった。
小瓶に貼られたラベルには、祈りを捧げる修道女が描かれている。
それは、ハンナに使われたものと同じだった。

「娘の前でどれだけ我慢できるか、楽しみだな…。
たっぷりと、生き恥かかせてやるぜ…!」

悪魔の薬は、愛し合う夫婦の絆を壊し、
そして今度は母と娘の絆を壊そうとしていた。

冬が訪れようとしているデイ・バレーの夜には、
一片の救いも無かった。

[ 2011/12/15 20:10 ] 陵辱 | TB(0) | CM(0) | [編集]
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