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SM小説 被虐願望

人格を無視した性欲処理の道具として、 奴隷として、めちゃくちゃに犯されたい… 。

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SM小説-服従-第2話

<服従 第2話>

日曜日の22:00を過ぎた頃。
里佳子はぬるめの湯に浸した体をゆっくりと伸ばしながら、今夜行われる調教を夢想していた。

あと1時間程で、またあの夢のような時間がくる…

里佳子は今まで何度も繰り返された電話での調教を思いだすと同時に、
硬く尖った乳首に指を這わすと、太ももをぎゅっとすり合わせた。
この後、確実に訪れる甘美な体験に、胸の鼓動は高まる。

もうすぐ…あと少しで…
ああ…もう…想像しただけで、私…
待ち遠しくて、仕方が無い…
でも、あと1時間…いや、あと55分で、いつもの調教が始まる…

里佳子は風呂場に持ち込んだ防水仕様の携帯電話を、じっと見つめた。
1秒毎に変わるデジタル時計の数字が、確実にその時に向かって進んでいる事を教えてくれる。
そう、間違いなく、あのとろけるような快感を味わえる時間に向かって、自分は進んでいるのだ。

里佳子は高まる期待を抑える為に太ももをぎゅっとすり合わせ、胸に這わせた手に力を込めた。
すると体の奥、子宮の辺りが、きゅううぅっと収縮するような、切ない感じがした。
里佳子のメスとして調教された体が、"それ"を欲している証拠だった。

里佳子は、調教を受ける度にその行為への依存度が増しているのを自覚していた。
調教が始まった2ヶ月前ならば、まだ引き返せたかもしれない。
そして、1ヶ月前までならば、自分がしている行為に疑問を持つことが出来ただろう。
だが、もう今の里佳子にはそれらを自覚することさえ出来なくなっていた。
ただ、早く調教を受けたい。気持ちよくなりたい。
それだけだった。

主人による電話調教は時間が決められており、計画的に行われていた。
毎週、日曜日、水曜日の23:00から、きっかり1時間半。
そして電話は、常に向こうからかかってきた。

このように調教の時間帯を明確に決められた事により、調教はより効果的に行われる事となった。
いつ電話がかかってくるか分からないというのも、いつ調教が始まるか分からないという一種の
スリルを味合せる事が出来るが、調教の日時を決めておくと、その時間が近づくに連れて高まって
いく興奮を、奴隷に味合せる事が出来るのだ。

しかも、それを定期的に繰り返すことにより、その効果は体に染みこんでいく事となる。
里佳子の主は、そのあたりについても熟知しているようだった。
定期的に繰り返される電話調教により、里佳子はその時間を待ちわびるようになっていった。
そして、その時があと1時間、30分となると、もう体の疼きが止まらなくなっていた。

早く歳下の男の子に、可愛がってもらいたかった。

歳下の男の子に、子供のように扱われたい…
里佳子はいい子だなって言われて、頭をなでられてみたい…
いい子にしてれば、いっぱい可愛がってあげると言って欲しい…
いっぱい、甘えさせてくれて、いっぱい、厳しく躾けて欲しい…

湯船の中で妄想に浸っていた里佳子だったが、いつの間にか調教が始まる時間の30分前になって
いる事に気づいた。里佳子は風呂から出ると、体を拭いてドライヤーで髪を乾かし始めた。
里佳子の火照った体は、風呂の湯のせいだけでは無かった。
髪を乾かしながら、これから行われる行為に、胸が高鳴る。

里佳子は髪を乾かし終わると、裸のまま寝室に向かい、準備を始めた。
まずは三脚を使い、ビデオカメラをセットした。
昨日のうちに、充電は100%になっている。
メモリーカードの空き容量も、2時間は十分に撮影可能だった。
液晶を見ながらビデオカメラの向きを調整すると、ダブルベッドの中央付近に焦点が合うように、
ズームを調整した。そして、視線をベッドの横に設置されている大型の液晶テレビに移した。
そこには、ビデオカメラの液晶に映し出されているのと同じ映像が、大画面で表示されていた。
映像をメモリカードに録画しながら、ビデオの外部出力を使って、液晶テレビにも表示して
いるのだ。

次に、里佳子は鍵のかかる引き出しから皮製の首輪を取り出すと、首に巻いた。
この首輪は、里佳子がペットショップで買ってきたものだった。
中型犬向けの、皮製で頑丈なものである。

調教時の撮影と首輪は、もちろん里佳子の主の命令によるものだった。
既に、8回分の調教が記録されていた。

時計を見ると、11時5分前だった。

最後にBluetoothのイヤホンを左耳に装着して、スイッチを入れた。
これでスマートフォンと無線通話が可能となった。
そして、最後にダブルベッドの中央でカメラの方を向いて正座をし、その時を待った。

全裸で正座をする里佳子の姿が、大型の液晶テレビに映し出され、同時にメモリーカードに
記憶されていく。

時計は、11時2分前を指している。

里佳子は目を閉じて、その時を待った。
数分間という時間が、まるで長い時間のように感じられた。
もしかして、もう時間は過ぎてしまったのでは?
今日は、ご主人様の都合が悪くて、調教を受けれないのではないか?
悪い想像が繰り返されるのも、この時間帯の特徴だった。

最初のうちは、こんな準備をして待つ自分を滑稽に思うこともあった。
普通の人は、こんな事はしない。
自分はいったい、何が目的でこんな馬鹿な事をしているのか?
だが、バカバカしいと思いながらも、いざ調教が始まってしまえば、
その底なし沼のような快感にどっぷりと嵌り、どこまでも堕ちてゆくのが常だった。

そのうち、この準備がまるで神聖な儀式のように思えてきたから、不思議である。
もしかすると、この時既に、電話の相手は里佳子にとって神同然だったのかもしれない。

とその時、左耳のイヤホンに、着信の知らせがあった。
時間は、23:00ちょうどである。

里佳子は、急いでイヤホンの受信スイッチを押した。

「こんばんは。里佳子。
さあ、今日もいつもどおり、報告から始めようか。」

「はい…ご主人様。」

定刻どおりに着信があり、里佳子はひとまず安堵した。
これで、今夜も調教を受ける事ができるのだ。
いつもどおり、低くて落ち着いた声だった。

しかし、調教の前にしなければならない事がいくつかあった。
そのうちの一つが、報告だ。報告とは、もちろんオナニーの報告である。
前回の調教は水曜日だったので、木曜日から土曜日までのオナニーの回数を言わなくてはならない。
里佳子は消え入りそうな小さな声で、それを言った。

「木曜日は、2回、金曜日と土曜日は、3回づつしました…。」

「あいかわらず、毎日オナニーしなきゃ我慢できない、淫乱女だな。
で、どんな恥ずかしい想像してオナニーしたのか、言ってみろ、里佳子。」

今の里佳子は、1日に最低でも2回はしないと、自分の欲求を抑える事ができなくなっていた。
調教を受ける前は毎日することなど無かったのに、最近はどんどん回数が増えてきていて、
報告するだけでも、恥ずかしい思いをした。そして、回数を言うだけでも恥ずかしいのに、
その内容まで言わされるとなると、相当な羞恥心を掻き立てられる事になる。
だが、ご主人様への回答を拒む事など出来なかった。

「うう…それは、複数の人に、無理やり、犯されるのを想像したりしました。」

「マゾの里佳子らしいオナニーネタだな。他には?」

「あとは…ご主人様に調教して頂いている時の事を想像しました。」

「もっとあるだろう?」

「あとは…あとは、その、調教されてる時のビデオを見ながら…しました…。」

里佳子の心を全て見透かしているかのような主人の言葉に、里佳子の羞恥心は丸裸にされて
嬲られていった。屈辱的で恥ずかしいオナニーの報告をさせられた段階で、里佳子の頭の中に
うっすらと白いもやがかかったかのようにぼやっとした感じになった。
乳首も更に硬く勃起し、あそこもじっとりと濡れていた。

「それじゃ、次は服従の証を見せてもらおうか。」

「はい…。」

里佳子は返事をすると、仰向けになって、カメラの方を向いて大きく足を開いて見せた。
視線を左に向けると、里佳子の痴態が液晶テレビに映し出されている。
里佳子は液晶テレビを見ながら、左手でビデオカメラのリモコンを操作して更にズームさせた。
そして、僅かにカメラの向きを下に向けた。そして、両腕を太ももの後ろに回すと、足が閉じない
ようにぎゅっと自分の方に引き寄せて見せた。液晶テレビには、里佳子のじっとりと濡れた割れ目が
大写しになっていた。更に、そこには一本の毛も生えていなかった。
先ほどの入浴時に、綺麗に剃っていたのだ。

「ほら、もっとよく見えるようにするんだ。」

「は、はいぃ…。」

まるで全てが見えているかのうような主の言葉に、里佳子は股間に指を伸ばすと、割れ目の
外側の肉を両手の指先で広げて見せた。
全ての毛が剃られ、無防備になった性器が、里佳子自らの手でさらに広げられて露になった。
入り口のピンク色の肉ヒダと、その奥で透明な糸を引く膣内が全てさらけ出されていた。

「ご主人様、里佳子の一番恥ずかしいところ、見てくださいぃ・・・。」

里佳子は、チラと視線を液晶テレビの方に向けると、自分でも信じられないような恥ずかしい姿が
大写しになっていた。しかも、この映像は同時に録画もしているのだ。この瞬間も、ビデオカメラの
メモリーカードに、痴態が記録され続けている。
顔もしっかり映っており、このような恥ずかしい姿が録画されていると思うと、更に興奮した。
そして、視線をカメラのレンズの方に向けると、電話の向こう側から見られているような錯覚を覚えた。
里佳子はレンズの方をじっと見つめると、眉間に皺を寄せて顔を横に背けた。
そして、指先に力を入れて、更にぐっと割れ目を広げた。

「よし、ちゃんと綺麗にしてるみたいだな。結構。」

毛を剃る事は、5回目の電話調教で命令されていた。
そうしなければならない理由は、2つ。
1つは毛を剃る事で、他の男との性交渉を出来なくする事。
2つ目は、単に奴隷の分際で毛をはやすなど生意気だという理由だった。

過去の5回の調教で調教の快感を忘れる事が出来なくなっていた里佳子は、その命令にしぶしぶながら
従う事になった。心まで支配された今なら、喜んで命令に従っただろう。
それ以来、里佳子は入浴の度に綺麗にしていた。
その行為は、主人に対しての忠誠を誓う証の一つだった。

オナニーの報告と、性器のチェックが終わった。
これで、ようやく調教が始まる。
1時間も前から調教に対する期待感でいっぱいの里佳子は、もう我慢が出来なかった。

「お願い、早くっ!く、ください…!早くうぅっ!」

里佳子は唇を震わせながら、レンズを見つめて懇願した。
まさか、電話での調教でこんな事になるとは、思ってもいなかった。
でも、もう我慢できないのだ。

「ん?何をくださいだ?ちゃんと言わないと、欲しいものもらえないぞ?」

「ご、ご主人様の…大きくて、硬い…オ、オチンポっ!オチンポくださいぃっ!」

「ふっ、いい子だな、里佳子は…。ほら、ご褒美だ。奥まで一気にぶち込んでやるっ!」

里佳子はその言葉と同時に、右手の2本の指を一番奥まで差し込んだ。
ぐちゅぅっという卑猥な音と共に、白い指が綺麗に剃られた割れ目に消えていく。
もちろん、それは頭の中で男の大きくて硬い肉棒に変換されていた。

「あっ!あああっー!!入ってくるうっ!奥ま…で…えぇっ!ご主人様っーー!!」

里佳子は更に大きく足を開くと、一番奥まで差し込んだ2本の指を激しく動かし、
左手で胸を強く揉みしだいた。
横の液晶テレビには、快感の声を漏らしながら、両方の手でいやらしく自分の体を慰める女の姿が
映し出されていた。里佳子の声だけでなく、指を出し入れする音までも、きちんと再生されている。

「ほら、この大きくて硬いチンポ気持ちいいか?ここ、気持ちいいんだろう?
いい声で鳴きやがって…里佳子は、本当にセックスが好きなんだな。」

「す、好きっ!大好きいぃっ!セッ…セックス!セックス大好きいぃっ!!
ああっ!そこ!気持ちいい!気持ちいいのおっ!!」

「よーし、いい子だ。じゃあ、お前の事、セックスの事しか考えられない女にしてやろうか?
いつもでっかいチンポ突っ込んでもらう事だけ考えてる、淫乱女に!」

「ああっ!それすごいぃっ!してっ!セックスの事しか考えられない、女にしてください!」

ああ…私、今すごいこと言ってる…
年下の男の子相手に…
でも、気持ちいい…すっごく、気持ちいい…!

里佳子は、調教が始まってから間もなく、心から服従する事の気持ちよさを堪能していた。
それも、自分よりも歳下の者に対する服従は、その快感を何倍にもしてくれた。
ゾクゾクする快感が、胸の奥の方から溢れ出し、肌を伝わって全身に行き渡る。

「じゃあ、完全に俺の女になるか?」

「はい、ご主人様の女になります!ご主人様の、女にしてくださいっ!」

「いい子だ、里佳子。
これからは、俺の女としてたっぷりと調教して、何でも言うことを聞くようにしてやるよ。」

ゾク、ゾク、ゾクゾク…
ああ…気持ちいい…年下の男の子に、完全に支配されるの、気持ちいい…
もっと、もっと支配して…もっと、もっと心の底から、服従させて…!

里佳子は、服従という快感の深みに、引きずりこまれようとしていた。
真っ青な深みの底は、暗くてどこまで深いのか分からない。
その穴に、ゆっくりと確実に引き寄せられていく。
もう、それを阻むものは、何も無かった。

「ああ、ご、ご主人様あぁっ…!もう、何でも言うことを聞きますぅっ!
ご主人様の好きにしてくださいっ!完全に、支配してください、ご主人様ぁっ!」

今夜の調教は、まだ始まったばかりだった。
[ 2014/01/05 07:30 ] 服従 | TB(2) | CM(0) | [編集]
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