<飼育 第6話>
興奮のため涎を滴らせたオークが、必死に逃れようともがくエリスの尻に手を触れた。
「きゃあああぁっー!いやっ!やあああぁぁっっーー!!」
「いやっ!触らないでっ!!」
藁の上に這いつくばり、必死にオークと反対の方に逃れようとするが、両足は鎖に繋がれている。
恐怖で緊張して、体が満足に動かない。
腰を振って、何とかオークの手を払いのけようとするエリス。
しかし、逆に腰を両手でがっしりと押さえ込まれてしまった。
オークの怪力の前では、エリスの抵抗など問題では無かった。
床に這いつくばって抵抗するエリスの腰を、難なく持ち上げるオーク。
一瞬、エリスの身体全体が床から宙に浮く。
エリスは何とか逃れようと、床に敷かれた藁をも掴もうとする。
そのまま腰を上に持ち上げ、無様な四つんばいの格好を強制的に強いられる。
「やっ!!やめてぇっ!おっ、お願いいいぃっ!離してえぇっ!!」
いや、このままじゃ…!
オークに…憎いオークに犯されるのなんて、いやっ…いやああぁぁっ!!
婚約者のディーンにしか、許していないのにっ!
オークは硬く勃起したペニスを膣口付近にあてがうと、
亀頭を割れ目にそって上下に擦り付け、位置を確認する。
先端からは既に媚薬を含んだ精液が垂れていた。
オークも、若くて美しいエリスの体に激しく興奮しているのだ。
ペニスから分泌される液で、くちゅくちゅと性器同士が擦れ合う卑猥な音が、エリスにも聞こえる。
ううぅっっ……触っ…触れてるっ…!!
オ、オークの熱いのがっっ…!
いやぁぁっ!!私の、私のっ!!あ、あっ、あそこに…!!
エリスは、腰を掴んでいる太い腕を振り払おうと、最後の抵抗を必死に続ける。
左右に、前後に、必死に身体を揺するが、オークの両腕につかまれた腰だけはびくともしない。
抵抗空しく、ついにオークのペニスの先端が、エリスが最も守らなければならない部分、
愛する者にしか許したことのない部分を捕らえた。
その綺麗な割れ目にそって膣口で亀頭を滑らせながら、ぐっと先端を押し込む。
「いいいぃやああぁぁっっー!!」
「やっっ!!、やぁぁっっ!!やめっっ!!、やめてえええぇぇっっ!!」
「お願い、お願いっ、やめてぇっ!」
グ、グウウゥ…
は、はっ…入ってっ!!入ってくるぅぅっ!!
「いや、いやあっ!」
ぐぅりゅうううううぅぅぅ…
先端から媚薬の混じった精液を滲ませながら、怒張した亀頭がエリスの体内に消えた。
「ああっ!!ああああああっっっーー!!」
まだ、あまり使い込まれていないエリスの膣が、入口から太くて硬いものにより徐々に押し広げられる。
熱くて硬い淫欲の塊によって、エリスの人としての尊厳が、ゆっくりと内側から支配されていった。
ぐっ…ぐぅっ…、ぐりゅうううぅぅっっ……
「ああああぁっ!!いやあああぁっ!!」
お、大きいっ!!それに、かっ硬いっ!!
こ、こんなのでされたら、こっ壊れちゃうぅっ!!
「グルゥ…グルゥゥッー!」
オークは低い興奮の声を漏らしながら、一気に腰を突き出した。
ぐっちゅううううぅぅっっ……!!
今までゆっくりと挿入されていたペニスの先端が、一突きでエリスの奥底まで達した。
オークの大きく硬いペニスが、ついにエリスの中に完全に挿入されたのだ。
興奮で膨張した亀頭が、子宮口に達する。
「いいっっっやああああああぁぁぁっっ!!」
エリスの悲痛な叫び声が、納屋に一際大きく響いた。
膨張した亀頭に子宮口を押し上げられ、まるで体全体を貫かれているように感じる。
今まで婚約者にしか許していない場所が、憎いオークに犯されたのだ。
自分の愛する村だけでなく、自分の身体までも奪われた…。
もう、エリスは逃れることを完全に諦めるしかなかった。
いや、逃れる意味がないといった方が妥当だろうか。
自分の守らなければいけない場所は、既に完全に占領されたのだ。
入った…!奥まで…!
オークの、大きくて硬いものが…!
奥の、一番奥まで…!
もはや、エリスに出来る事は、唯一つだった。
それは、ただ耐え続けるということである。
唯ひたすら、犯され続ける事に…。
全てのオーク達が、満足するまで…。
なぜ…なぜなの…
なぜ、こんな酷い仕打ちを私に…
私は、こんなことをされるために生まれてきたの…?
神様…私は…
エリスは、初めて神を呪った。