<言葉責め 第8話>
「じゃあ、その虐められて感じる変態マゾの智美は、今何がしたいんだったかな?
よくわかるように教えてくれよ。大きな声ではっきりとな。」
そんな・・・。
さっきのセリフを今度は電話越しとはいえ、人前で言わなくてはいけない。
自分一人だけの状態で言うのも恥ずかしいというのに・・・。
「ほら、早く言えよ。さっきは3回も言ったんだろう?今度は俺がちゃんと聞いててやるから・・・。
それとも、さらにお預けさせてやろうか?したくてしょうがないんだろう?この変態マゾは。」
変態マゾ・・・。
先ほど言わされた言葉だった。
たった一度認めただけで、何だか今まで生きてきた自分の全てが台無しにされたような気がする。
私・・・私は変態マゾ・・・変態・・・変態の・・・マゾ・・・。
やっぱりしたい・・・オナニー・・・オナニーがしたい・・・。
そして、それを誰かに観られて、虐められたい・・・。
もう、我慢できない・・・!
「オ・・・オナ・・・ニー・・・させてください・・・。」
智美は自分の口からその言葉が発せられた瞬間、恥ずかしさで顔が熱くなった。
唇が細かく震えているのが、自分でもわかる。
なんて恥ずかしいことを言ってるんだろう・・・。
そもそも、その行為は人に頼んでさせてもらうものではない。
自分が一人の時に、自分の意思だけで誰にも知られずにこっそりと行うものだ。
それを、わざわざ人にお願いし、その行為を人前ですることについて許しを乞うている。
何だか、すごく惨めな感じがして・・・そして何よりも恥ずかしい・・・。
「はあ・・・はあ・・・。」
恥ずかしさで心臓の鼓動も早くなり、息も熱くなっていた。
すごい・・・私・・・すごい事お願いしてる・・・こんなので、興奮してる・・・。
やっぱり私、恥ずかしい思いをさせられると・・・凄く興奮しちゃう・・・。
しかし、自分がこんなに恥ずかしい思いをして言ったというのに、相手は無反応だった。
どうしたのだろう、声が少し小さかっただろうか。
「あ、あの・・・言いました・・・」
智美が恐る恐る声をだすと、予想された返事が返ってきた。
「なんだ、そんな小さな声じゃ、何言ってるのか全然聞こえないな。
もっと、大きな声ではっきりと言ってみな。そうしたら、させてやるよ。」
「はい・・・」
それから、智美は何度も言い直しをさせられる事になった。
声が小さいとか、心がこもっていないなどと指摘され、さらには言うときの格好まで指定された。
その命令に、無条件で従ってゆく智美・・・。
細かな命令一つ一つに従ってゆくにつれて、智美の興奮もどんどんと高ぶっていった。
そして、言わされる言葉もさらに卑猥なものになっていく。
これなら、最初から大きな声で言っておけばよかったと後悔しても、もう遅い。
それにどうせ最初から大きな声で言っても、何かしら難癖を付けられて、何度も言い直しを命令
されるのだ。智美が痴態を晒すのは、電話を掛けた時から決まっていた。
「よし、じゃあ今までのを全部まとめて言ってみろ。
ちゃんと、命令どおりの格好で言うんだぞ。
お前の恥ずかしいところ、全部見てやるからな。」
「は、はい・・・、分かりました・・・。」
恥ずかしい・・・。
そんな格好で言わされるなんて・・・。
しかし、もう智美も我慢の限界だった。
あそこからは、熱くて粘り気のある汁が溢れようとしている。
智美は染みのできた水色のパンツを脱ぎ捨てると、命令通り一糸まとわぬ全裸になった。
そしてベットの上で仰向けになり、足を大きくM字に開いた。
もちろん、いやらしい汁を垂れ流している割れ目は、丸見えである。
智美は右腕を右足のひざ裏に回すと、そのままぐっと手前に引き寄せた。
するとM字に開かれた足が横だけでなく縦方向にも開かれ、智美の羞恥心は増大することになった。
すごい・・・足元に立たれたら、本当にあそこが丸見え・・・すごく恥ずかしい・・・。
でも、この格好をしろって命令だし・・・そう、私は命令に従ってるだけ・・・。
本当はこんな格好したくないし、これから言う言葉だって、本当は言いたくなんてない・・・。
そう、全部命令だからしかたなしに・・・。
そう考えると、智美は急に気持ちのブレーキが解かれたかの様な気がした。
ここからは、下り坂をノンブレーキだ。
あとは、命令通りの言葉を口にするだけ・・・命令どおりの・・・。
「命令通りの格好になりました・・・。」
「よーし、いいぞ。ともみのいやらしい割れ目とケツの穴がが丸見えだな。
こんなにびちゃびちゃに濡らしやがって・・・もうオナニー我慢するのも限界だろう。
ちゃんとお願いすれば、俺の目の前でさせてやるよ。
さあ、恥ずかしいお願いしてみな。はっきりした大きな声で言うんだぞ。」
「は、はい・・・。」
左手に握る携帯電話が汗でべとつく・・・。
目をぎゅっとつむり、両足が震えるほど限界まで開く・・・。
まるで私の恥ずかしい割れ目を見てくださいと、お願いするかのように・・・。
右足の後ろに回した右腕も限界まで手前に引き寄せると、肛門が上を向いた。
ああ・・・あそこも・・・お尻の穴も丸見え・・・。
全裸で・・・大また開きで・・・全部・・・胸も、あそこも、お尻の穴まで・・・恥ずかしいところが全部丸見え・・・。
智美の羞恥心は頂点を迎えようとしていた。
これから言う言葉を頭の中で何度か繰り返すと、被虐の興奮が全身を駆け巡る。
恥ずかしい・・・こんな格好で、こんな恥ずかしい事を言わされる・・・。
「い・・・言います・・・今から・・・今から言います・・・」
震える唇で、息をすううっと吸う音が男の携帯電話から聞こえた。
最後の方は、わずかながら涙声になっていた。
「とっ・・・智美は、オ・・・オナニーを見られて興奮する、へっ・・・変態マゾですっ!
どうか、この変態マゾの恥知らずなオ・・・オナニーショウを、観てくださいっ!」
「は、はあああ・・・・・・。」
自分の言った言葉で興奮した智美は、言い終えると同時に熱い息を漏らした。
顔は紅潮し、大股を開いて丸見えの割れ目からは、とろとろと熱い蜜が溢れてくる。
言っちゃった・・・オナニーって言葉だけでも恥ずかしいのに・・・。
オナニーショウを観てくださいなんて・・・恥ずかしすぎるっ!
でも、恥ずかしかったけど何とか大きな声で言えた・・・これでさせてもらえる・・・。
そう思っていた智美に、男の態度は冷たかった。
「ん~何だか言わされてるみたいな感じが気に入らないなー。
お前は変態マゾで、自分のオナニーを人前で晒したいんだろう?
それは自分が望んでることであって、俺がさせてるんじゃない。
そうだろう?だったら、もっと切実な感じで、心の底からお願いしてみろよ。
まあ、別に嫌ならいいんだぞ。」
そんな・・・・・・。
智美はその言葉に愕然とした。
今までは命令だからという事で、何とかこの恥ずかしい行為を行うことができたが、
今度は自分の意志でそれをやれと言っているのだ。
大股を開くのも、いやらしい言葉を大声で言うのも、全て自分の意志で。
何も、無理やり言わされるわけではない。それは、男の最後の言葉からも明らかだ。
「ほら、早くしろよ。
もう、お前がオナニー我慢できないのは、その割れ目見れば分かるんだよ。
尻の方までいやらしい汁垂れ流しやがって・・・本当にいやらしい変態マゾだな・・・。
オナニーしたかったら、さっさと心の底からお願いしろ!」
もう、限界なのは男の言うとおりだった。
智美の割れ目は赤く充血してぷっくりと膨らみ、中からは次々と熱い蜜が流れ出ている。
そして、智美が理性を保っていられるのも限界に達しようとしていた。
今日まで中学校の教師として真面目に過ごしてきた日常生活とは全く別の、新しい智美が
生まれようとしていた。震える唇から次々と、普段の智美なら耳を塞ぎたくなるような
卑猥で恥知らずな言葉が溢れ出した。
「お、お願いしますっ!オナニーさせてくださいっ!もう我慢できませんっ!
オナニーしたいんですっ!人前で、あそことお尻の穴を丸出しにして、
恥ずかしいオナニーさせてくださいっ!」
「はあ?変態マゾのお前には、”あそこ”なんて言い方は似合わないだろ。
ほら、ちゃんと4文字で言ってみろ。まさか知らないなんて言わないよな?」
世間慣れしていない中学教師の智美でも、それくらいは知っている。
頭の中でその言葉を何度か繰り返すと一度唇をぎゅっと噛み、その言葉を口にした。
「すいません、お・・・オマンコですっ!
私の、びちゃびちゃに濡れた、オマンコ見てください!
オマンコと、お尻・・・け・・・ケツの穴丸出しにして、オナニーしてる所、見てくださいっ!
智美の、へ・・・変態オナニーショウを見て下さいっ!!」
「よ~し、少しずつ良くなってきたぞ。その調子だ、ほら、続けろよ。
もう少ししたら、お前の念願のオナニーショウをさせてやるぞ。」
もう、智美には何が何だか分からなくなってきていた。
ただ、あそこに指を突っ込んでかきむしりたい。ただそれだけだった。
「は、はいっ!ありがとうございますっ!
お、オナニーっ!オナニーしたいっ!オナニーさせてくださいっ!!
お願いっ!全部、私の恥ずかしい所、全部見せますからぁっ!
もう、我慢できませんっ!智美の丸見え変態オナニーショウ、見てくださいっ!!お願いしますっ!!」
そこには、普段、中学校で子供に教えている智美の姿は無かった。
ただ、自分の欲望を抑えることのできない、ただの変態マゾがいるだけだった。