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SM小説 被虐願望

人格を無視した性欲処理の道具として、 奴隷として、めちゃくちゃに犯されたい… 。

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SM小説-被虐妄想-第3話

「被虐妄想 第3話(木内沙織(30)の場合)」

沙織は、落下するパチンコ玉を見つめていた。
パチンコは、嫌な事を忘れる事が出来る、唯一の時間である。
子供の頃は、地味で目立たない子供だったが、学校の成績は良い方だった。
いったい、いつから自分はこんな風になってしまったのか…。
その事を考える事すら、今の沙織には億劫だった。

結婚して5年。3歳になる娘がいた。
沙織は、最近自分が無いと感じる事が増えてきていた。
結婚してからは木内さんの奥さんと呼ばれ、子供が出来てからは、美沙ちゃんの
お母さんと呼ばれるようになった。
どんどん、自分という存在が消えていくような気がした。

刺激が欲しかった。

そんな時、ふらっと立ち寄ったのが、パートの帰り道にあるパチンコ屋だった。
沙織は、パートの仲間達がパチンコについて楽しそうに話しているのを聞いていた。
特に興味は無かったが、パート仲間が興奮して話す様子からして、面白いのかも知れない。
沙織は、躊躇いながらも奥の目立たない席に座った。

最初は、お金をどこに入れればいいのか、どうすれば玉が出るのかも分からなかった。
当然、釘を読む事など出来るはずも無い。
パチンコ屋の茶髪の店員を呼び止め、ようやく玉を出す事が出来た。
ところが、不思議な事に初心者の沙織の台は、大当たりを繰り返した。
透明なケースが玉でいっぱいになると、店員が新しいケースと交換してくれた。
そして、新しいケースもすぐに銀色の玉で一杯になった。

沙織の足元に、積みあがっていくドル箱。気持ちが高揚した。
パチンコ台は激しく明滅を繰り返しながら、玉を吐き出していく。
沙織が来る前から隣の台に座っている労働者風の男が、恨めしそうに沙織の台を見ていた。
その日は、結局2時間半ほどで5万円程の勝ちになった。
月のパートでの収入が約6万円程度なのを考えると、5万円は大金だった。
それが、いとも簡単に手に入ったのだ。
それも、パチンコなど今まで全く経験の無かった自分がである。

沙織は、次の日もパチンコに行った。
そして、驚く事にまたしても5万円程の勝ちだった。
そうなると、もう止まらない。
沙織は、毎日のようにパチンコ屋に通うようになった。
自分には、パチンコの才能が有ると思い始めたのだ。

だが、パチンコに通いだすにつれて、徐々に負ける事が多くなってきた。
最初はあれほど大勝ちしていたというのに…。いったい、どうなってしまったのか。
いつか、きっとまた大勝ちする事があるはずだ。
その時までひたすら打ち続けるしか無かった。そして、後はお決まりの転落コースである。
最初は大手銀行傘下の消費者金融に借り入れに行ったが、そこで借りる事が出来なくなった
時には、借金は100万円を超えていた。

もちろん、ここで止める訳にはいかなかった。夫は、真面目な公務員である。
こんな借金が夫にばれたら、離婚を突きつけられるかもしれない。
そんな事になったら、娘を奪われ、マンションからも追い出されてしまうかもしれない…。
沙織は、離婚後に安アパートで自分一人で生きていくのを想像して、ぞっとした。
だが、沙織にはパチンコでの借金をパチンコ以外で取り返す方法は、思いつかなかった。

その日は、娘を保育園に預けると朝からパチンコ屋へ向かった。今日はパートも休みなので、
1日中パチンコを打つ事ができる。だが、その日はついていないのか、現金がどんどんと
呑み込まれていった。まるで当たる気配が無い。台の右上に表示されたリーチの回数だけが、
空しく加算されていった。そして、リーチの回数が480を超えたころ、沙織の金が尽きた。
だが、ここで止める訳にはいかない。こんな所で止める訳には…。
沙織は駅前でもらったティッシュに印刷された番号に電話をしてみた。
090で始まる、怪しい番号である。もちろん、闇金融だろうが、そんな事はどうでも良かった。

その番号に電話をすると、何と沙織のいるパチンコ屋まで車で来てくれ、その場で3万円を
借りる事が出来た。利息は高かったが、あと少しで大当たりを引くのは間違いないのだ。
沙織はパチンコ屋の駐車場から、急いでホールへと戻った。
結局、その後大当たりを引いたものの、それ1回きりで終わってしまった。
収支は、8万円の大負けである。もう、自分が何をやっているのかも分からなくなっていた。
だが、沙織にパチンコを止める事は出来なかった。

それからは、よくその闇金を利用するようになっていた。
いつものように闇金に電話をして、駐車場で待つ沙織。
だが、その日はいつもと勝手が違った。もう、これ以上金は貸せないと言うのである。
だが、代わりに金を貸してくれる所を紹介するという。沙織に選択の余地は無かった。
そのまま白いワンボックスカーに乗せられると、とあるマンションに連れて行かれた。

そこで、沙織は輪姦された。

2人がかりで両手両足を押さえつけられ、3人目が沙織のワンピースを脱がしにかかる。
男は沙織の白く柔らかな乳房を強く掴むと、そのプルプルした感触を楽しんだ。
最初は大声を出そうとした沙織だったが、既に借金の為に健康保険証のコピーを渡して
おり、住所と夫の仕事まで知られてしまっている。
その事を言われると、大人しくするしか無かった。
この借金の事を旦那にばらされたくなければ、大人しくしろという訳である。

まだ日は高く、マンションの寝室に据付けられたキングサイズのベッドには、
明るい日が射していた。沙織の白い裸体が、秋の柔らかな日差しの下で露になった。
1人目が沙織の足を大きく開くと、その中に入ってきた。
興奮してガチガチに硬くなった肉棒が、沙織の体を貫いていく。

「ああっ!いやああっーー!!」

思わず声を上げる沙織を無視して、その硬くなった肉棒は完全に沙織の中に消えた。
沙織の目から、涙がすっと零れた。
男の激しいピストンが始まると、沙織の体から抵抗する力が徐々に萎えて行った。
秋の柔らかな日差しの中、体を揺すられ続ける沙織。
白い天井が、涙で滲んだ。

こんな…こんな真昼間から、こんな所で見ず知らずの男達に犯されてる…。
こんな事って…もう、この後どうなってしまうの…。
この後、ずっとこの男達の言いなりにならなければいけないの…。
そう考えると、次々と涙が出てきて止まらなかった。

男達は、そんな沙織の表情に酷く興奮したようだった。
激しく腰を打ちつけ、むせび泣く沙織に頬ずりしながら、精液を吐き出した。
そして1人が果てると、直ぐに交代で次の男が沙織の体を貪った。
男達は、嫌がる女を無理やり押さえつけて犯すのが、たまらなく興奮するようだった。
沙織が抵抗しようとすればする程、男達の息は荒く腰の動きも激しくなった。

そして、沙織の方にも徐々に変化が表れ始めていた。
激しいピストンに、甘い声で応え始めたのだ。
複数の男に無理やり犯されるなどという異常事態が、沙織を興奮させていた。
責められ、虐げられる事により徐々に高まっていく、被虐の高揚感。
そして、ついに沙織が絶頂を迎える時が来た。

何とか抵抗を試みようとする沙織だったが、両手が頭の上でぎゅっと押さえつけられ、
肉棒はじゅぶじゅぶと卑猥な音を溢れさせながら沙織を深く貫いている。
無情にも増大していく、被虐の快感。沙織に逃げ場は無かった。

「ああっ、そんな…。だめっ!あっ、あああっーー!!」

沙織は頭を左右に振っていやいやをしながら、大声で絶頂を知らせた。
両手が押さえつけられたまま背中が大きく弓状に反り返り、白い乳房が天井に突き出される。
その時、沙織の頭の中は真っ白になっていた。
自分がどこで何をしているのかも分からない。ただ、強烈な快感が体を突き抜ける感覚に
溺れていた。それは、パチンコで大当たりが続いた時に似ていたかも知れない。
いや、それ以上か…。

結局、その日開放されたのは午後4時ごろだった。4時間程ずっと犯され続けた事になる。
そして、沙織には5万円が渡された。しかも、その金は返す必要が無いという。
このまま監禁されると思っていた沙織にとっては、ある意味拍子抜けであった。
最後はこのマンションまで連れてきた男が、白いワンボックスカーで元のパチンコ屋の
駐車場まで送ってくれた。開放された沙織は、娘を保育園まで迎えに行く時間が既に過ぎて
いる事に気づくと、急いで自分の車へ向かった。

次の日も、沙織はパチンコ台に向かっていた。
だが、いつもと違う。大当たりを引いても、あの高揚感を得られないのである。
足りない…何かが足りない…。こんなのじゃ、満足出来ない…。
沙織には、かつて自分を高揚へと導いてくれていた激しい電子音と光の明滅が、
酷く空しいように思えた。

1週間後…。
沙織は震える手で携帯を手にすると、あの闇金融へ再度電話をした。
それは、沙織にとって新たな高揚感を与えてくれる場所だった。

3人、時には5人がかりで輪姦される沙織。
もちろん、沙織にとっては同意の上であるのだが、集められた客にとっては本物の強姦と
いう事になっている。本気で抵抗する沙織に、興奮する男達。
世の中には、強姦、輪姦でなくては興奮できないという男がいるという事を教えられた。
四つんばいにさせられて、口と性器に肉棒を押し込まれ、突き上げられる沙織。

沙織は、夫とする時とは、まるで異なる男達の視線に興奮した。
男達の目は、自分を人格のある人間としては見ていなかった。
完全に性の対象として、肉欲の対象として見ているようだった。
沙織はその冷めた視線によって自分が完全に道具として扱われている事を自覚し、
全身の力が抜けるのを感じた。自分は、男達の性欲を満たす為だけの、肉人形なのだ。

きっと、この男達にも妻や恋人がいるだろう。
そして男達にとって、妻や恋人は大事な存在であるが、物である自分が泣こうが
わめこうが、どうでも良いことなのだ。むしろ、普段出来ない事をする事が出来る、
都合の良い存在なのである。

もっと、冷たい視線で見て…
もっと、物みたいに扱って…
もっと、もっと乱暴に扱って…
私を、めちゃくちゃに壊して…

「はあっ!ああっー!くううぅぅーー!」

沙織は長い黒髪を乱しながら、甘い快感の声を上げた。
押さえつけられた両手に、力が入る。

「おい、この女、犯されてるくせに感じてるぜっ!
ほら、いかせて欲しかったら、自分で腰振れよ!」

男は少し腰を引いて、浅いピストンを繰り返した。
割れ目の入り口で、膨張した肉棒の先端がぬらぬらと出入りする。
蜜壷から噴き出る透明な蜜が、入り口までかき出されてはシーツを汚した。

「いやっ!いやああっーー!ああっ、ああああっーーー!!」

沙織は、子宮口の手前で引き抜かれる肉棒を追い求めるように、腰を突き出した。
肉棒を欲して、泣きながら激しく腰を振る沙織。惨めだった。
じゅぼじゅぼと卑猥な音が、蒸せるような淫靡な匂いが立ち込める部屋に響く。
全身で、肉棒を求める沙織。もう、自分の欲望を抑える事は出来なかった。
ついに、絶頂の言葉を口にする沙織。

「ああっ!いくっ!いくううぅっーーー!!」

びくんっ、びくんっと全身を大きく波打たせながら、激しい絶頂を迎える沙織。
輪姦で物の様に扱われていながら、沙織の絶頂は何度も繰り返された。
パチンコの大当たりなど、足元にも及ばない被虐の快感と共に…。

結局、その日は夜通し犯され続けた。
全身、精液まみれにされてぐったりした沙織だったが、心は満たされていた。
なぜなら、パチンコを上回る、新しい刺激を手に入れたからだ。
借金は、この仕事があれば完済できそうである。
[ 2011/12/18 10:45 ] 被虐妄想 | TB(0) | CM(0) | [編集]
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