<拷問 第2話>
「我々帝国第3軍は、明日から撤退を開始するわ。」
レミーはまだ暖かいベットの中で、チェーンの耳元に囁いた。
「撤退ですか?トランを目の前にして!?」
昨夜の快感が体から抜けきらずに、まだ夢を見ているような感覚から、
チェーンは一気に目が覚めた。
「トランは要衝よ。これ以上無理に攻撃しても、犠牲が増えるだけだわ。
それに、ここまで攻め込むのに時間がかかり過ぎたようね。
来週からは雪になりそうだし…。歴史的にも、雪のために敗走を余儀無くされた軍は多いわ。
そして、何といっても補給が滞って食料も満足に行き届いていない状態では、戦えない。
ここは一旦、帝都まで完全に撤退して再起を図る方が懸命なのよ。」
「そんな…そこまで補給が悪化してたなんて、知りませんでした…。
補給部では、あと1週間は大丈夫だって…。」
レミーの顔がわずかに曇る。
「…それは、きっとあなた達を不安にさせないためね。いずれにせよ、明日から撤退を開始すれば、
餓死者が出るような最悪の事態は免れるわ。」
「でも…どうしてそのような重要な事を私に…?」
「いつの時代も、戦略的失敗を戦術的な勝利で補おうとする軍は、最終的に敗北するわ。
あなたにも、戦略的な見地からの考え方を身に付けて欲しいの。」
「そんな・・・私には、まだそんな事無理です・・・。」
「それは、私が決めることよ、かわいいチェーン・・・」
レミーの手が、チェーンの髪を撫でる。
そしてチェーンの体を仰向けにすると、髪を撫でながら首筋に舌を這わせた。
「はああ・・・」
チェーンの口から熱い吐息が漏れる。
早くも頬を赤く染め、体を小刻みに震えさせている。
レミーは首筋から胸へと舌を這わせると、乳首を口に含み舌先でこねくり回した。
時折、歯で軽く乳首を噛んでやると、チェーンは体をわずかに丸めて反応した。
「ふううぅぅんん・・・」
必死に快感に耐えようとしているのが判る。
「チェーン・・・あなた、こういう風にされる方が好きなんでしょ?」
レミーはそっとチェーンの割れ目に左手をやると、右手で乳房をわしづかみにした。
5本の指にぎゅうぅっと力を入れ、形の良い乳房が指の形に沿って変形させられる。
「はあっ!はああんんっ!!」
チェーンは、乳房への乱暴な愛撫に思わず大声で喘いでしまった。
そして、同時にあそこに当てられているレミーの左手を、熱い蜜で濡らした。
「ふふ、やっぱりね・・・。かわいい顔して、虐められると濡らすタイプなのね。」
チェーンは、何かとんでもなく恥ずかしい事実を知られてしまったかのようで、
目に涙を浮かべながら顔を紅潮させた。
「ほら、この粘ついた液はなんなの?誰がこんなもので私の手を汚していいと言ったかしら?」
目の前に自分の愛液で汚れた指を突きつけられる。
そこには、自分が出した恥ずかしい透明な汁が、いやらしい光沢を放っていた。
「う、ううぅぅ・・・。すみません・・・レミー様・・・。」
あまりの恥ずかしさと申し訳ないという思いのため、とうとうチェーンは泣き出してしまった。
両方の目から、すっと涙が頬を伝う。
だが、それを見てもレミーの言葉は容赦がない。マゾの扱い方を熟知しているのだ。
「ほら、自分で汚したものは、自分で綺麗になさい。」
口元に突きつけられた指は、どうすればいいのかチェーンにも良くわかった。
チェーンは涙を溜めながら、自分の愛液を舌で舐め取ってゆく。
最初は舌で舐めるだけだったが、憧れのレミー の指を舐めているという事実がチェーンを興奮させた。
指に舌を強く絡ませると、口の中に咥えて指の根元まで吸い付いた。
チュバ、チュバ、チュバ、チュバ・・・
必死になって指にむしゃぶりつくチェーン。
ああ・・・レミー様の長くて美しい指・・・。
「おいしそうにしゃぶるのね・・・でも、もっとしゃぶりたい所があるんじゃなくて?」
レミーは骨までしゃぶろうかという勢いのチェーンの口からスルっと指を引き抜くと、
唾液で濡れた指をチェーンの柔らかな頬でぬぐった。
「ほら、こちらにいらっしゃい。」
レミーはベットから起き上がると、部屋の中央に足を肩幅に開いて立った。
「さあ、私の足元にひざまづいて・・・。しゃぶりたいんでしょう?」
チェーンは操り人形のようにベットからのっそりと出ると、そのまま床を這ってレミーの足元に正座をした。
そして、顔を上げると一直線にレミーの割れ目にむしゃぶりついた。
チュバチュバ、チュバチュバ、チュ、チュウゥ、チュルチュルゥ・・・
一心不乱に割れ目に舌を突き入れ、ほんの一滴の愛液をも逃さずに舐め取ろうとばかりに、
狂ったようにしゃぶりつく。
「ふふ、それでいいのよ・・・。」
レミーは右手でチェーンの髪をわしづかみにすると、自分の割れ目に顔を押し付けた。
チェーンはそれに応えるように口の中に唾液を溜めると、口を大きく開いて割れ目に唇をぐっと押し付けた。
そして、そこから溜めた唾液と共に舌をゆっくりと奥まで挿入する。
チェーンの唾液は押し入れられた舌によって、割れ目の奥まで浸透していった・・・。
ぐちゅうぅ・・・ぐちゅるうぅぅ・・・ぐちゅううぅぅ・・・
奥まで突き入れられた舌が中でいやらしく動くたびに、唾液と愛液が混じった、卑猥な音が漏れた。
そして、チェーンは唾液と愛液が混ざり合って白く泡立った液体を吸い出して口内いっぱいに溜めると、
喉を鳴らしながら一気に飲み干した。
ごく・・・ごくぅ・・・
口元に残った白い泡も、指と舌で綺麗に舐め取る。
そして、チェーンがレミーの割れ目も綺麗にしようと舌を出した時、掴まれた髪がぐいっと後方に引かれ、
次の瞬間には今度は下向きに引っ張られた。自然と、レミーの鋭い目と視線が会う。
「チェーン・・・あなた私のものなら、何でも受け入れられるわよね・・・」
レミーはぐっと腰を突き出すと、チェーンの顔を今度は両手で強く割れ目に押し付けた。
もう、何をすればいいのかはチェーンにはわかっている。
チェーンは口を大きく開き、割れ目に吸い付いた。一滴も残さず飲み干す覚悟である。
床にひざまずき、両腕は左右にだらんと垂れ下がった状態で、口にだけに意識が集中している。
私・・・これじゃまるで、道具みたい・・・でも、レミー様の道具になら・・・。
「チェーン、こっちを見て・・・ほら、私の目を見るのよ・・・」
チェーンは目を開くと、ゆっくりと視線を上に向けた。
そこには僅かに微笑みを浮かべた、上気したレミーの顔があった。
そして目が合った瞬間、レミーは僅かに興奮の声を上げると、
それをチェーンの口内に勢いよく排泄した。