<飼育 第13話>
村には朝霧が立ち込め、村全体が静けさに包まれていた。
毎晩繰り返される酒場での喧騒が、早朝だけは嘘のように静かになる。
ただ一つの建物を除いて…。
建物の外にまで、オーク達の慰み物に堕とされた、哀れな女達のあえぎ声が聞こえる。
そして、開いたままになった扉の前には、建物に入りきらなかったオーク達が列を作っていた。
四つんばいになって後ろから突き上げられ、同時に口にオークのペニスを頬張る者、
あお向けになって体を揺すられながら、体中にペニスを擦り付けられている者、
オーク達の精液公衆便所は、今日も早朝から満員のようだ。
エリスも例外に漏れず、その白く美しい体を、生臭い匂いを放つ液体でぬらぬらと光らせていた。
両足をM字に大きく開かされ無防備になった割れ目には、オークの肉棒が常に出し入れされている。
そしてエリスの陶磁のように滑らかな頬にペニスを押し付けたオークは、軟らかな頬、唇、鼻などに
凶暴な肉棒をごりごりと擦りつけると、エリスの美しい顔にびしゃびしゃと精液を放出した。
うっすらと黄ばんだ精液が、形の良い鼻から頬、唇にかけてどろどろと流れ落ち、
その一部が唇の中に入り込むと、舌の上を流れて最後に喉を動かした。
一匹が射精すると、精液を涎のように垂らすエリスの口元に、順番を待っていたオークがペニスを突き出す。
それはびくびくと蠢き、生臭い匂いを放ちながら、透明な液を先から滴らせている。
エリスは自然と口を開くと、その興奮して膨張したカリを口に咥え、先端を舌先で舐めまわした。
肉棒は口の中でさらに膨れ上がり、口が裂けそうになる。
それでもオークは容赦なくエリスの口を乱暴に犯した。
金色の髪を両手でわしづかみにすると、そのまま乱暴にペニスに押し付け、喉の奥に精液を排泄した。
エリスの意思とは無関係に、邪悪な欲望がどくどくと胃の中に流し込まれてゆく。
そして、胃に大量に流し込まれたオークの精液は消化され、その一部は美しいエリスの体の一部となるのだ。
そう、エリスの体は作り変えられようとしていた。その美しい体の血や肉には、おぞましいオークの精液が
含まれているのだ。オークの精液が、エリスの体に「栄養」として取り込まれていた。
ああ…おいしい…精液…もっと、もっと飲ませて…
エリスは頬をすぼませて、先端に残った精液をちゅうちゅうと吸いだして、最後の一滴まで無駄にせずに
飲み込もうとする。オークの太いペニスが口から抜かれる瞬間、チュポンと音がして唇から白いどろどろの
液体が漏れ出した。そして、それをエリスの舌が綺麗に舐め取り、再び口の中に含むと喉を鳴らした。
エリスの割れ目に肉棒を出し入れしているオークが、乳房を荒々しく揉みながら腰の動きを早め始めた。
くる…くるのね…。ああ、はやく、早く私の中にいっぱい出してっ…
エリスはさらに両足を大きく開いて、オークのペニスを一番奥まで呼込もうとする。
ああっ出されるっ!熱い精液が私の中に、いっぱい出されるっ!
あああっすごいっいくっ…またいっちゃうっ
腰の動きが速まった後でオークの亀頭がズンっと奥まで突き入れられると、膨張した亀頭がぐわっと広がった。
その瞬間、精液公衆便所と化したエリスの無防備な子宮内に、それが排泄された。
どくうっ!どくっ!どくっ!どっくうううぅぅっ!!
熱い精液が、勢いよく子宮内の内壁を叩く。
そしてその熱い液体は子宮の最深部から入り口の膣口までを順に満たしていき、最後に入りきらなかった精液が
卑猥な音とともに太いペニスと割れ目の隙間から飛び出した。
「ああ、す、すごい!すごいい!いっちゃう!いっちゃううぅっ!」
熱い射精を子宮で感じると、エリスの体が強く反って、がくがくと痙攣し始めた。
全身の震えが止まらず、膣から溢れ出た愛液が太腿を濡らす。
「い、いく、いくぅ!いっくうぅっ!ああああああっ!」
エリスは、口から涎を垂らして身悶える。
そして、順番をまっていたオークが直ぐに絶頂を迎えたばかりで敏感になっているそこを、
堅く膨張した肉棒で、思い切り突き上げた。
「あ、ああっ!また、いく!いく!ああああ!いくううぅぅっ!」
たまらず、絶頂の声を上げるエリス。
だが、涎を垂れ流しながら絶叫するその口にも、再び堅くて太い肉棒を咥えさせられた。
エリスは直ぐに舌を突き出し、その肉棒に強く絡み付けて愛撫する。
唇、頬、舌、喉…全てを使って、射精に導こうとしていた。
もう、これ無しじゃ生きていけない…。
精液…熱くてどろどろの、生臭い精液…いっぱい飲ませて欲しい…。
あそこからも、口からも、体全体で精液飲ませて…。
毎日、数え切れない程絶頂を迎えさせられているエリスには、もはや抵抗する気力など微塵も残っていなかった。
ただ、気持ちよくなりたい…このままずっと、精液を体中に浴び続けていたい…ただそれだけだった。
そして、エリスの体はどんどんと絶頂を迎えやすい体になりつつあった。
オーク達もそれに気づきはじめ、自分がいかせた回数を中間達と競い合うようになっていた。
エリスの表情や声、体の力の入り方や細かな痙攣などを観察し、絶頂を迎えそうになると腰を強く突き上げ、
泣き出しそうな顔をしながら発せられる、哀れな絶頂の声を楽しんだ。
今まで射精だけが目的だったはずのオークが、自分をいかせて楽しんでいることはエリスにも分かっていた。
クリトリスの裏側のざらざらした部分に、カリ高の亀頭を擦りつけると、エリスは簡単に絶頂に達した。
「あっだめっ!そこだめえっ!!ああっ!いくっ!いっくうぅっ!!」
大声で絶頂の声を上げると何度も激しく体を痙攣させ、口をぱくぱくと動かしながら絶頂の余韻に浸るエリス。
しかしその余韻に浸っている最中に、さらに同じ場所を責められ始めた。
いったばかりの場所を、カリの部分でかき出される。
「そんなっ!またっ!そこおっ!ああああっ!いくっ!いくうううぅっ!!」
体全体に力が入り背中を反らせると、ビクビクと全身を痙攣させ、一気に脱力する…。
これがエリスの絶頂を迎えた体のサインだった。
口を半開きにして恍惚とした表情で、はあはあと息を漏らすエリス。
だが、まだオークは射精していない。さらに同じ場所を連続で犯し始めた。
熱い蜜を止めどなく垂れ流し続ける割れ目に、オークの凶暴なペニスが休む事無く出し入れされる。
そして、敏感になっている場所を、執拗に亀頭で愛撫した。
も、もう…そこは…やめて…。
また、またいっちゃうう…。
口から涎を垂らして、身悶えるエリス。
肉棒が出入りする腰は、別の生き物のようにがくがくと痙攣している。
やがてエリスは、金色の美しい髪を振り乱し、頭を狂ったように振りはじめた。
「ああああっ、い、いく、いく、いくうっ!も、もういくううぅぅっ!!」
エリスの体がぐぐっと大きく反り返る。
全身の痙攣が一層激しくなり、エリスの表情が今にも泣き出しそうな、切ない表情に変わる。
自分の意志とは無関係に、強制的に絶頂を迎えさせられている哀れな自分…。
激しすぎる劣情にすっかり屈服し、惨めな痴態を晒していた。
だめ…もう、これ以上いかされたら変になっちゃう…。
早く、早く終わって…早く精液出して満足して…。
「もう、もうやめてっ!これ以上、いかせないでっ!」
エリスの悲痛な声など、オークには一切届かない。
またしても、同じ場所に膨張した亀頭を突きたてられるエリス。
「いやっ、いやあっ、もういやあぁっ!もう、いきたくないっ!!」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…
エリスの声とは逆に、肉棒が出入りしている穴からは恥ずかしい音を発し続けている。
気持ちでは絶頂を拒絶していても、体の方は相変わらず精液を、そして絶頂を欲しているのだ。
オークがさらに腰の動きを早め、亀頭を同じ場所に強く擦り付ける。
「あ、ああっ!いやっ!すごいっ!すごいぃっ!」
強制的に快感を、絶頂を迎えさせられるエリス。
だがその惨めさがまた、エリスの感情を一層駆り立てているのも事実である。
「あああああーーっ!だめっ!だめぇっ!!いくっ!いっくううーー!!」
エリスは思わず獣のように吼えた。
抑えようの無い荒い息を吐きながら、全身を痙攣させ続けている。
そして、エリスは自ら肉棒を慕って、腰を思い切り突き出し始めた。
クリトリスをペニスの根元に擦り付け、オークのペニスをキツク締め付ける。
心と体の意思が完全に一致した瞬間だった。
体の求める肉欲に、心が完全に屈したのである。
いつしか、オークの腰の動きは止まっていた。
涎を垂れ流す割れ目をオークにぶつけるように動かしているのは、エリスの方だった。
今のエリスは、自分がいやらしく腰を動かし続けていることにも気づかなかった。
割れ目をオークの腰にぐぐうっと押し付け、オークの肉棒を強く締め付ける。
腰が自然に痙攣してくる、
「ああ、す、すごい!すごいい!いっちゃう!いっちゃううぅっ!」
まるで、全身が性器になったように思えた。
頭の中は真っ白になり、何も考えることができない。
体に与えられている快感だけが全てだった。
もう、ずっとこうしていたい…ここで、ずっとこうして…。
エリスは大きく開いた両足をオークの腰に回すと、ぎゅっと締め付けた。
そして、自ら激しく腰を振りはじめる。
とその時、オークの肉棒の先端が子宮口で爆ぜた。
どくうっ!どくっ!どくっ!びゅるううぅぅっ!!
どろどろの熱い精液が、エリスの体中に容赦なく吐き出される。
熱い液体がどくどくと胎内に流し込まれるのを感じると、エリスは大声でそれに応えた。
「ああっ!これっ!これ好きっ!好きぃっ!!」
「ああああーーっ!!い、いくっ、いくぅっ!!いっくうぅう!!ああああああーーっ!!!」
身も心も、完全にオークの精液公衆便所と化した哀れなエリス。
もう、引き返すことは完全に不可能だった。
彼女にとっての唯一の幸せとは、「オークに犯されて精液をぶちまけられる事」それだけである。
だが、彼女は幸せだった。
その唯一の幸せを、毎日味わうことができるのだから…。
< 完 >