<拷問 第14話>
「しっかし、この娘も不運だな。この若さと美貌で士官だってのに…。
捕虜になったあげく、こうやって俺達のおもちゃにされてんだからな…。」
「まったくだ。だが、そのお陰で長い女日照りが解消されたってわけだ。
それに、この女の使い心地は最高だぜ!いくらやっても、やりたらねえ。
どれだけでも出せそうだ。」
尻を大きく持ち上げられて、体を完全に2つに折り曲げられているサラ。
いわゆる、まんぐり返しの格好である。女が最も恥ずかしいと感じる体位だ。
この格好をさせられるのは2度目だったが、慣れるなどというものでは無い。
恥辱と屈辱が、体中を駆け巡る。だが、それが更に興奮させた。
泡だった白濁液を滴らせる割れ目に、ぬらぬら光る肉棒が垂直に打ち込まれる。
じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼぉっ
「あんっあんっあんっああっーー!」
性器を責める卑猥な濁音、そしてサラの悲鳴に近いよがり声…。
欲望を出し終えたばかりの男達の性欲を、それらが何度でも復活させてゆく。
ああ…だめ…こんな…恥ずかしい格好…。
入ってる所が…こんなに…丸見え…。
それに、こ、この音…。
恥ずかしすぎるっ!
ああっ…、だめっ!またっ!また来るっ!
恥ずかしいと思うと…興奮してっ…。
また、あの言葉を言わされる…あの、恥ずかしい言葉を…。
だっ、だめ…くっ、くるっ!
「あっ、だめ、あっ、ああっ、ああああっーー!」
またしても、絶頂に向かっての助走が始まった。
こうなったら、もう後戻りが効かないのは、サラにもわかっていた。
男はその声と悩ましい表情から、サラがもう我慢できないことを察知した。
「なんだっ、またいくのか!いくときは、ちゃんと言うんだぞっ!」
あの恥ずかしい瞬間に、言わされる言葉…。
犯されて気をやる事を、自分から大声で申告させられる…。
恥ずかしい…そして惨めすぎる…。
「ううっ…、も、もう…言いたくない…」
すがる様な視線を返すサラ。
目に涙を浮かべながら、潤んだ青い瞳で男に懇願する。
「嘘付け!本当は恥ずかしいこと言いながらいくのが、気持ちいいんだろうっ!
この淫乱マゾ士官がっ!」
こんな、若くて美しい士官が…。
犯されながら、目に涙を浮かべながら懇願している…。
男はサラのそんな卑屈な表情に、益々興奮した。
サラの体に覆いかぶさると、細い体をぎゅっと抱きしめる。
「あっ、あうっ、ああっ、ああああっーー!」
「言いたくないってわりには、気持ちよさそうな声出してるじゃないかっ!
今更恥らってみせても、しょうがないだろっ!ちゃんと言えよっ!」
頭の中に薄っすらと白い靄がかかったようになって、くらくらする…。
もう、何も考えられない…。思考の停止が、従属を促す…。
「ああ…はいっ、いっ、言いますっ!あああっーー!」
「お前がいくのと同時に、中出ししてやるっ!連続でいかせてやるよっ!」
いきっぱなしの顔、しっかりと見ててやるからなっ!」
「そっ、そんなっ!ああっ!いやああっーー!」
絶頂と同時の射精…
体の奥底からぞくぞくっと緊張を伴った快感が湧き上がる。
あの瞬間に、中に出されたら…
想像しただけで、いきそうになる…
サラの割れ目から、熱い蜜がじゅっと溢れ出した。
だめ…、もうだめ…
もう、どうにでもしてっ…
ああ…だめっ…もう、もう我慢できないっ…!
「だっ、だめえぇっ!も、もう我慢できないっ!」
大声で我慢の限界を告げるサラ。
正にそれは、敗北宣言とも言えた。
サラの共和国軍人としての、そして女としての、2重の意味での真の敗北宣言だった。
シーツの上に力なく投げ出されていたサラの細い腕が、ゆっくりと持ち上がる。
そして両手を天井に向けて上げると、それは男の背中に回された。
男の屈強な体によって蛙の足のようにM字に割られていた両足は、男の腰にかけられると、
しっかりと絡み付いた。
そして、信じられない事にサラが自ら腰を振り始めたのだ。
それはまるで、愛し合っている恋人同士のようであった。
まるで、一生離れたくないと言っているかのように…。
「ああっ!いやっ!見ないでっ!見ないでぇっー!」
サラは、自分のしていることが信じられなかった。
まるで、体が勝手に動いているかのように感じられた。
両足を男の体に絡めながら、激しく前後に腰を振るサラ。
4人の敵兵士に輪姦されたあげくに、何度も絶頂を味合わされ、
挙句の果てに自ら腰を振って快感を貪るという汚辱…。
言葉では悲痛な声を上げながらも、その声色は明らかに快感に溺れていた。
「ははっ、見ろよっ!こいつとうとう自分から腰振り始めたぜっ!
敵兵士に犯されてる自分の立場、分かってんのかっ?」
一斉に男達の笑い声が起こり、嘲笑が部屋を包んだ。
自分を犯す男の背中にしがみ付き、必死に腰を擦り付けるサラを、軽蔑の視線が
容赦なく突き刺す。それは、明らかに今までの嘲りとは質が異なっていた。
士官まで勤める人間が、敵の手に落ちたとはいえ、今やこの様か……。
帝国軍兵士の視線には、そんな、ある種の哀れみさえ含まれていた。
こっ、こんな事ってっ…。
私…今、犯されてるのに…敵兵士の慰み物にされてるのに…。
憎いはずの男にしがみついて…。
腰を振って、男のものを受け入れている…。
もう、体が勝手に動いて…止められないっ…。
「ああっ、もうだめっ!いやあっ、いくっ!」
大声と共に、背中を大きく反らせて、体中をわなわなと痙攣させる…。
抑えきれない快感が爆発し、あの瞬間を迎える…。
「いっ、いっくうぅぅっーー!!あっ、はああああっーー!」
囚われの身でありながら、女としての性には逆らえないサラ。
乳房の上の薄ピンク色をした乳首が硬く勃起して立ち上がり、
惨めな絶頂の声と共に、サラの全身の筋肉が一気に収縮する。
男はサラの絶頂を告げる声、表情、体の緊張と震え、発汗、それらを味わいながら、
肉棒をぐうぅっと押し込むと、内側と外側の両方から絶頂時のサラの体を堪能した。
そして、サラの筋肉の緊張が頂点を極めてほどけようとした、その直前!
男はそれまで蓄積されていたエネルギーを、一気に開放した。
「よーしっ!出るぞっ…!出るっ…!、出るっ…!おおっ…」
どくっ!どくっ!どくうぅぅっ……!
硬直した肉棒の先端が膨張し、熱せられた液体が噴出する。
びくびくと痙攣を続ける膣内に、熱い白濁汁が追い討ちをかける。
しなやかな筋肉の緊張がほどけようとした体が、再び緊張と強烈な快感に支配された。
そして、再び絶頂の階段を、強制的に駆け登らされることとなった。
「ああっ!でっ、出て…る…っ!はああああぁぁっーー!」
「だめっ、また…いっ…くぅっーーーー!」
ぞくぞくするマゾの快感が、暴風雨のように体中を駆け巡る。
更に背中を反らせると足のつま先までピンと伸ばして、体全体で絶頂を味わうサラ。
体全体の皮膚から、そしてその毛穴から、快感の臭気が吹き出ているかのようである。
だが、連続で絶頂を迎えたサラの体は休むことを許されなかった。
男は射精したばかりだというのに、その固さは全く衰えなかった。
そればかりか、熱い精液が排泄されたばかりの子宮口を更に突き上げた。
「へっ、気持ちよさそうな顔してやがるぜっ!気持ちいいなら、正直に言ってみろっ!
ほら、ちゃんと気持ちいいって言うんだよっ!」
白濁液で汚れた肉棒を入り口まで引き抜くと、ズンっと奥まで一気に突き入れる。
「ああっ!いいっ!きっ、気持ちいいっ!」
「だっ、だめ、いくっ!またいっちゃうぅっ!」
「ははははっ!おい、こいつの中、もうずっと痙攣しっぱなしだぜっ!
しかも、きついくらいにぐいぐい締め付けてきやがる!
無理やりされるのが相当気に入ったみたいだな、この淫乱マゾ士官は!
ほら、これを受け取れっ!この肉便器がっ!」
どくっ!どくっ!どくっ!どっくうぅぅっ…!
再び、サラの絶頂のタイミングを見計らって注入される精液。
熱い精液が、サラのいきっぱなしの部分を容赦なく刺激する。
「いくっ!いくっ!いくうううぅぅぅぅっーーー!!」
繰り返される絶頂により、サラの目の焦点は既に定まっていなかった。
何処を見ているのかも分からないブルーの瞳は、歓喜の涙で満たされている。
順番を待つ男は手にしていた酒を一気に飲み干すと、ベッドに近づいた。
終わったばかりのサラが、放心した表情で天井を眺めている。視点は定まっていない。
既に足を閉じる気力もなくなり、だらしなく足を開きっぱなしである。
開かれた股間からは、泡だった大量の精液が、どろどろと溢れ出してシーツを汚している。
男は力の抜けたサラの柔らかな太ももをぐいっと持ち上げると、まだ精液が流れ出ている
割れ目に肉棒の先端をあてがい、一気に挿入した。
じゅっぶううぅぅっ
卑猥な音と共に肉棒は割れ目の中に姿を消し、溢れた精液がサラの尻まで垂れた。
3周目の始まりである。